お化粧落とすの面倒くさいなあ、なんか良く落ちてないような気がする…。
まあ、よく耳にするお話ですが、昔に比べたら、現代の音の子達って幸せです。
お化粧のみならず、毛穴の皮脂詰まりまでしっかり落とせるクレンジグ剤が豊富にしかも安価にあるのですから!
昔とはいっても、クレンジング剤の概念ができつつあった江戸時代~明治の頃のお話ではありません。
対数十年前まで、クレンジングには相当な手間がかかっていた様子です。
日本の鶯のフンとか外国のワセリンの時代はさておき、昭和中期頃には、クレンジング剤として、大ヒットした商品がありました。
それは、今でも健在の「ポンズコールドクリーム」です。
白くてネットリトしたクリームで、大口の容器に詰められており、その都度指ですくって使うものでした。
なかなかスッキリと洗い落とせず、脂性肌の人には、かえって吹き出物ができそうな製品でした。
次に、大ヒットしたのは、時をしばらく隔て、DHCの「薬用ディープクレンジングオイル」でした。
リアルなオリーブオイルの臭いや独特の油分が特徴的で、それまでのお化粧品類とは一線を期した画期的な商品でもありました。
それは、毛穴の皮脂汚れや詰まっている角栓までをも溶かし出すという強力なクレンジング力でした。
しかし、その一方で、なかなか洗い落とせない問題もありました。
現在、安価に販売されているリキッドタイプのクレンジング商品は、歴史的に見ても、これらの洗浄の問題を解決した非常に扱いやすいクレンジング剤となっています。
十代の頃のお肌のお手入れって結構重要です。
現代の女の子たちって幸せかな!?